MSX エミュレータ一覧


今でも MSX が生き残る場所があります。それはエミュレータ。
これを見ている皆さんのパソコンやタブレット端末・スマートフォンで
MSX をソフト的に動作させてしまうおうというものです。


Windows 95 がでた頃は
MSX2+ まで動作する fMSX の登場で流行となりましたが、
今は MSX turbo R 相当のエミュレータもいくつか存在しています。
2002年 には公式の MSX エミュレータまで登場しました。
ハードが向上した事もあり、現在は MSX のスペックも同等に再現でき、
設定によっては更に高速に動作する事もできるようになりました。
 

MSX 本体がなくても、今手元にあるパソコンやタブレット端末から
MSX を動かせる時代になったのです。
さあ、今すぐ MSX エミュレータで MSX を蘇らせましょう!

 

ここでは MSX-BASIC が起動し、使用できるエミュレータを紹介しています。
設定が容易で再現性が良いエミュレータを紹介しています。
ゲーム等の動作ももちろん可能です。


WebMSX

MSX エミュレータは
インストールする必要がなくなりました。

今見ている Web ブラウザから
今すぐ MSX が実行できるようになりました。

 

Web ブラウザ上から動作する HTML5 仕様の

オンライン MSX エミュレータ。
略称は「WMSX」です。

OS も問いません。(Chrome OS でも動作します)

公開当初は日本仕様に対応していなかったため、
操作に問題がありましたが、
現在は設定により日本仕様にも対応してあります。


URL のパラメータとして
実行する MSX の種類や .dsk ファイルを指定でき、
自動実行も可能になっています。

 

動作: MSX / MSX2 / MSX2+ 相当

機種: Web ブラウザが動作する環境全般(一部例外あり)

動作: WMSX ※「MSX2+ Japan」で起動しています

ソース: ppeccin/WebMSX - GitHub

 

操作のヒント

  • パラメータなしの場合は MSX2+ America なので、
    一部記号が異なる表示になります。
    右下アイコン→Select Machine で「Japan」を含む種類を選択して下さい。
  • MSX2++ はハードドライブの対応と
    デフォルトで Z80 の 4 倍速度になっています。
    ゲームなど純粋な MSX 動作は MSX・MSX2・MSX2+ で使用して下さい。
  • 任意のファイルを実行したい場合、
    Add Blank Disk または Boot Disk→Import Files to Disk で
    ディスクイメージにファイルを入れられます。
    Save Disk Image で .dsk ファイル保存も可能です。
  • ドライブの Boot Disk は MSX-DOS・MSX-DOS2 上記互換 OS が含まれ、
    DOS を起動する事ができます。
    MSX-DOS 関連はこちらを使用して動作可能です。
  • ALT+T で動作速度を速くできます。(最大 8 倍)
  • ALT+S スプライトが横に並ぶ時の制限をなくせます。
  • GitHub の README に URL パラメータがあり、
    種類の選択・ファイルを用いた自動起動が可能です。

MSXPen

Web ブラウザ上からテキストエリアに

BASIC プログラムやマシン語コードを入れ、

すぐに実行を確認できるようにしたものです。

 

実行部分には WebMSX が使われています。

左上に BASIC プログラムを入れ、
右下の ▶ Run でプログラムを実行できます。
右上の Share で共有用の URL が生成され、
Web・ブログへのリンクやSNS へ貼り付けられます。 

 

簡単な BASIC プログラムの共有は
WebMSX でディスクイメージなどを指定するよりも
MSXPen の方が楽に行えます。

 

動作:MSX / MSX2 / MSX2+ 相当

機種: Web ブラウザが動作する環境全般(一部例外あり)

動作: MSXPen - MSXDeveloper Playground &Code Editor in the Browser


blueMSX

Windows で動作する MSX エミュレータとしては
現在最も支持される
MSX エミュレータとなりつつあります。

周辺機器に数多く対応を行いつつ、
簡単に操作・動作するのが人気の要因でしょう。
日本語解説ページもあり、安心して利用できます。

 

最新バージョンでは MSX 以外に
MSX に近い構成のゲーム機などにも対応しています。
 

動作: MSX / MSX2 / MSX2+ / MSX turbo R 相当 および ゲーム機
機種: Windows
入手: blueMSX 日本語サイト


CocoaMSX

blueMSX をベースに作られた macOS アプリ。
設定が画面上で容易に行え、
別途ランチャーを必要とする
openMSX よりも使いやすいかもしれません。

キーボードの設定も任意に設定可能です。
かな キーは Code です。

CAPS 割当は別のキーに割り当てると良いでしょう。
Apple Keyboard にはない
INS のキー割当もお忘れなく。


MSX 本体などの ROM イメージを入れる場合は
ライブラリ/Application Support/CocoaMSX/Machine
内に入れます。

 

動作: MSX / MSX2 / MSX2+ / MSX turbo R 相当

機種: macOS

入手・ソース: CocoaMSX


openMSX

サイト上からは Windows・macOS のバイナリー版、

Android などでも動作可能になっています。

 

C-BIOS が含まれるため
ROM カートリッジイメージは動作しますが、
MSX-BASIC・MSX-DOS を動作させるためには

MSX 本体・周辺機器の ROM イメージが必要です。

他のエミュレータで使われる ROM イメージは
systemroms の中にフォルダ構成のまま入れて
使用する事が可能です。(OS によって入れる場所が違います)

 

通常は本体とは別にランチャーを使うのが普通です。
ランチャーから openMSX の各種操作が可能です。
0.10.0 から mac OS では command+I で INS キーが割り当てられています。
Android 版はアプリにランチャー機能を持っていますが、
設定操作がメニュー部分のタッチではなく、
ジョイパッド(部分のタッチ)操作が必須になっています。

 

動作: MSX / MSX2 / MSX2+ / MSX turbo R 相当

機種: Windows / macOS / Android 等

入手: openMSX


MSX.emu

blueMSX ベースの Android アプリ。
Google Play では有料公開になっています。

 

最初の起動で C-BIOS のインストール確認が行われ、

その後メニュー表示になります。
「Load Game」でファイル等の選択画面になり、
.dsk 等のファイルを選択する事で起動します。


ゲームプレイを前提にした操作になっていますが、
MSX 実機の ROM イメージを用意すると
空の .dsk ファイルで MSX-BASIC が起動可能ですし、
MSX-DOS も .dsk に含める事で起動する事ができます。

 

なお、MSX 以外にもゲーム機 ColecoVision にも対応し、
本体とゲームソフトの ROM イメージを用意すれば、動作する事ができます。

 

動作: MSX/MSX2/MSX2+/MSX turbo R 相当 および ColecoVision(ゲーム機)

機種: Android

入手: MSX.emu - Google Play


ルーMSX (RuMSX)

MSX turbo R に対応したエミュレータでは最も長寿。
設定のシンプルさと動作の軽さで
現在もこちらを利用するケースがあるようです。


日本語による解説ページも多く、
協力者によって日本語表示にも対応しています。

なので「ルー」も日本語カタカナ表記です。

動作: MSX / MSX2 / MSX2+ / MSX turbo R 相当
機種: Windows
入手: LexLechz.at - RuMSX


NLMSX

ルーMSX に比べ漢字変換が可能・音の再現が良い等の
特徴があります。

 

ゲームプレイ向けなら Visual MSX もあります。

動作: MSX / MSX2 / MSX2+ / MSX turbo R 相当
機種: Windows
入手: NLMSX


paraMSX

入手先はハングル文字ですが、これで正常です。
ランチャーを搭載していて、起動がらくらく。
音の再現性も良いようです。
MSX2+ までの対応で、MSX turbo R は非対応です。

動作: MSX / MSX2 / MSX2+ 相当
機種: Windows
入手: sharksym's MSX World


fMSX

Marat Fayzullin さんによる元祖 MSX エミュレータ。
この fMSX が開発・公開されたから、
今でも MSX が使える状況ができているといっても
良いかもしれませんね。
今や様々な種類に移植された
MSX エミュレータが公開され、
また他機種のエミュレータも
開発される状況になりました。

 

Marat Fayzullin さん作の fMSX としては
Windows・MS-DOS 版はシェアウェア、
fMSX-UNIX 等はフリーで公開されています。
現在もバージョンアップが行われています。
サイトには fMSX と派生されたエミュレータへの
リンクが豊富に紹介されてあります。

 

最新作は Android 版(右画像)で、Google Play から入手可能です。
キーボードは海外仕様なのが残念。


動作: MSX / MSX2 / MSX2+ 相当
機種: Windows / MS-DOS / Android / Unix
入手: fMSX: portable MSX Emulator


MSXPLAYer

MSXアソシエーション(当時)による
公式エミュレータ。日本仕様。
MSX MAGAZINE 永久保存版シリーズ 等で
正式版が配布されました。
2002年12月は MSX2+ 相当となっていましたが、
2003年12月の MSX MAGAZINE 永久保存版2 より
MSX turbo R 相当となりました。

これらは現在入手が困難となっているため、
一覧の下に下げてあります。

MSX MAGAZINE 永久保存版3 の MSXPLAYer は

Windows 10 でも正常に起動し動作する事を運営者が確認しています。


また、日本での MSX 本体の MSX-BASIC 起動は SCREEN 1 なのに、
MSXPLAYer は SCREEN 0 で起動しています。
この要因は起動画面の著作表記と関係があるようで、

MSXPLAYer 以外でも MSX アソシエーション表記のある MSX は
SCREEN 0 起動になるようです。


MSX-BASIC / MSX-DOS / 2 が動作するのは

MSX MAGAZINE 永久保存版シリーズ に含まれているバージョンと
MSX-BASIC for Robo-Education のみ。

その他の書物やダウンロードでは、
ソフト動作用に MSXPLAYer が使われています。

 

ソフトウェアキーボード・ジョイパッド操作・速度調整が画面で表示されており、
操作性が考慮されたインターフェイスになっているのも特徴です。
USB 接続による ROM カートリッジや
Windows 製のジョイパット・マウスに対応しています。

 

MSXPLAYer の仮想ディスクは他のエミュレータと異なる管理方法です。
仮想フロッピーディスクマネージャ で .dsk を割り当てたり、
任意のファイルを入れたりできます。
 

動作: MSX2+ 相当 または MSX turbo R 相当

機種: Windows (Designed for Microsoft Windows XP/Windows 2000)

    PocketPC 2002 (PocketPC 2003 は正式な対応ではありません)